膝の痛みが減って200段の階段にチャレンジした

 

白浜米穀店主の井上様です。

今回、リハビリ事例公開にあたり、個人情報を含めて記載する事を快諾してくださいました。本当に有難う御座います。

 

井上様は、今までは膝が強く痛む事が頻回にありました。

痛みが出た時には整形外科にて注射などで痛みを取り除く処置をしていただいていたとの事です。

しかし、ご本人様の中では、「注射したときは良いけど、後が続かない…。」と悩まれていました。

 

そんな痛みを我慢して生活している最中、私生活で転倒されました。

その時、掛かり付けの整形外科が休みだったため、別の整形外科を受診。
その整形外科での診断の結果、膝の状態や痛みを考慮したときに、選択肢の一つとして、手術を勧められたそうです。いきなり伝えられた手術に対する不安や、入院中の仕事をどうするかで苦渋されました。「仕事もあるし、手術するぐらいやったらこのままで良い」と手術を断念されたそうです。

 

しかし、自宅生活は今まで以上に大変になってしまいました。
更に膝に力が入りにくくなってしまったのです。
寝室が2階の為、這って上がらなければいけなくなりました。
また、歩道の何気ない凹凸でバランスを崩すこともあり、その後も頻回に転倒を繰り返したとの事です。
ご紹介で当店をお知りになり、何とかならないかとご相談に来店してくださいました。
当店にてリハビリを行っていただいた結果、「痛みは綺麗に取れるわけじゃないけど、ちょっとずつ軽くなってる感じはある。」「歩いている時も踏ん張りが効いてきて、こける回数も減った。最近ではこけてないよ。」とご報告いただきました。

そして、階段も2足1段(1段を両足で上がっていく)で上り下りできるようになり、
「男山(姫路にある天満宮で200段の階段がある)の階段を上ってきた。」
と喜んでくださいました。
痛みをかばって生活されていたことが一番の要因と思われますが、痛みのある膝だけでなく、背部・腰部の張りも強く、大腿部(太もも)や足部も影響を受け、歩行時も跛行(読み:はこう【外傷、奇形、その他の疾患により正常な歩行ができない状態】)がありました。

私としては、転倒が減ったことにより、二次的なお怪我(介護が必要となる方の約3割が転倒・骨折、関節疾患と言われています)を予防できたり、ご報告いただいたように、活動の幅が拡がったことが大変嬉しいです。

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