介護予防

当店では、介護予防にも力を入れています。

 

当店の介護予防の目的は2つです。

①死ぬ間際まで介護されずに元気に生きる。
②脳卒中や骨折した時に、少しでも機能低下しないよう基礎体力をつける。

一つ目の目標は分かるにしても、②の目標の意味が分からないと言う方もいると思います。
理由は、私が病院で働いていた時の経験が元になっています。病気によっておこった障害の程度に差があっても、日頃から運動されていた方・畑仕事や山登りなどが習慣化している方は、障害が残っても獲得出来る動作が他の方より多い印象があります。つまり、定期的な運動でもしもの時の為に少しでも回復の一助となる保険をかけておくと言う事です。

今は元気でも、いつ介護が必要な状況になってもおかしく無い。
それが現代の世の中です。


出典:介護分野をめぐる状況について – 厚生労働省

この図は、毎年の要介護認定の方の増加をグラフにした物です。
年々、認定の方が増えています。
そして、コロナウイルスにより更に増加が予測されます。
もし介護が必要になった時、ご自身の体に必要なサービスが全て十分に受けれる介護認定が出ると思っていませんか?
介護保険の認定基準も10年前から比べると厳しくなってきています。
日本人の長寿化・高齢化により介護保険の財源圧迫は進んでいます。
出来るだけ多くの方に認定を出すためには、どうしても厳正で必要最小限のサービスが受けられる程度の認定しか出ない傾向にあります。
あなたのカラダの状態・生活環境・家族構成に合わせた認定が出るわけでは無いと言う事です。
そんな状況の中でもケアマネージャーさんが常に一生懸命動いてくれる事で、なんとかその方の生活が上手くいくようサービス調整してくれています。
しかし、それでもご家族に頼るなどの必要が出てきてしまうのが現状です。
そうならない為にも、元気なうちに基礎体力を付けておく事が大切です。
当店ではリハビリだけでなく、気軽に友人と始められる「なごリハ体操」なども行っています。
また、コロナで増加しているフレイルについても少し説明していますので、以下の記事をご覧ください。(画像を触ると、その内容のページに移ります。)
 
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