ご相談時に伺ったこと
2年前に人工膝関節の手術を両足にされ、腰痛も伴っている70歳代の女性の方にご来店いただきました。ご相談の際に困り事をお聞きしたところ、次のようなお話を伺いました。
- 腰が重い
- 軽い物を持っても痛い
- 屋外を歩く事は出来ているが、横断歩道の信号が点滅するまでに渡りきれず、いつもあわてて渡る事が多く、毎回ドキドキして困っている
- 階段を降りる際に、体を横向きにして降りないと崩れ落ちそうになってしまい怖い
評価で分かったこと
まず、日常的な姿勢や動きなどを確認したところ、大きな点として次のことが分かりました。
- 体の重心がつま先に寄った「前のめり」の姿勢となっている
- その前のめり姿勢で上半身を起こそうとするため、「反り腰」にもなっている
- 体幹と腰回りの筋肉のハリに左右で差があり、歩く際の左右への揺れを上手く逃す事も出来なくなっている
- 体のバランスが取りにくいために、全身に緊張が入ってしまい、関節の動きも小さくなっている
- ただし、筋力は弱いものの、歩くために必要な部位ごとの筋力は残っている
そのため、このまま歩き方の指導をしても変化が出にくく、歩き方が変わる事で余計に全身が緊張してしまうと考え、別の視点から関わる事にしました。
ご一緒した取り組み
まずは、必要な部分にだけ力を入れられるよう一緒に体を動かし、全身が緊張した状態を抑えていくように関わりました。あわせて、ご自宅でのセルフエクササイズもお伝えし、積極的に実践していただきました。
2回目のご来店時には、ご本人様より「赤信号に変わるまでに横断歩道を渡れた」とのご報告をいただきました。その後も定期的にご来店いただいており、階段も正面で降りているとのお話を伺っています。歩く事の負担が減った事で、生活の活動量や移動範囲も増えたとのことで、今後の変化を楽しみにされています。
ご家族からいただいたご感想
「母が通いはじめて1番の違いを感じたのが歩くスピードです。通院前は片側2車線の道路を渡るのに、信号が赤になるかならないかのギリギリで…ハラハラしていましたが、1ヵ月もしないうちに、気づけば点滅するころには渡り切れるようになっていました。痛みや違和感があればすぐ相談させていただけるのも安心ポイントで、ご縁あってお世話になれたことに感謝です!」
ご本人だけでなく、ご家族にも喜んでもらえると、私自身も非常に嬉しく、その日1日笑顔になってしまいます。今後も多くのお客様やご家族に喜んでもらえるよう、技術や思考を自己研鑽していきます。
諦める前に、一度ご相談ください
病院での入院や手術から期間が経っていたり、高齢になった事を理由に諦められる方がおられます。ただ、中には今回のように、お体の状態が変わっていく方もおられます。諦めずに、一度ご相談だけでもお電話ください。
- ご本人・ご家族のご了承をいただいたうえで掲載しています。
- 実際に行った内容の記録であり、同様の結果をお約束するものではありません。進み方や内容はお一人おひとり異なります。
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